うまい話にご用心 (前編)

 

こんばんは、ユウです。

 

 口説き。営業。

 その対象は「自分」であっても「商品」であっても、どちらも何かの「アピール」に変わりはありません。みなさんはこんなとき、どのように話しているでしょうか?

 今回はそういう場面でとても効果的なアピールのテクニックを紹介します。

 

 

 それでは、ここでイメージ・クエスチョン。

 今のあなたは結婚適齢期をやや過ぎた女性。あせりだしてきたあなたは、お見合いをすることになりました。

 「ねえねえ、相手ってどんな人!?」

 興奮しながら聞くあなたに、仲人さんは言いました。

 「頭が良くて収入も高くて、その上カッコいい人よ~」

 

 え…。

 さてこんなとき、あなたはどう思いますか?

 

 おそらく、ほとんどの方が「何かあるに違いない…」と思うのではないでしょうか。

 

 「性格がすごく悪い」、「体臭がするんじゃないか」とか、色々な欠点を想像したり、または「カッコいいと言っても話半分だ」、「収入はあっても、実はすごい借金を抱えているに違いない……」とか、話された情報までも疑ったりしてしまったりもするはずです。

 

 では逆に、こんな風に言われたらどうでしょう。

 「それほど収入が高くはないんだけど、とても頭のいい人よ」

 「決してカッコいいわけじゃないんだけど、きちんとした収入を持っている人よ」

 この場合は、おそらく悪い印象は持たないのではないでしょうか。

 さらに「頭がいい」とか「収入がある」とか、そういった情報を疑ったりすることもないはずです。

 

 ここで、上のように、いいことばかりを伝えることを「片面提示」。

 いいことと悪いことをいっぺんに伝えることを「両面提示」と言います。

 そして一般的に「両面提示」の方がより説得力を持つと言われています。

 これはみなさんも納得できますよね。

 

 「え~。でも私は、上のイイことづくめの人の方がいいなぁ~」 という人は、もうちょっと疑う気持ちをもったほうがいいかもしれません。

 

 

次回予告:両面提示を発展させた、実践的なテクニックを紹介します!