ファーストキスはどんな味? (前編)

 


 

 

では、今夜はセクシー・クエスチョンから。

 

【問題】今ここに、4人の新婚さんの女性がいます。

彼女たちに「ねぇ、新婚生活ってどう?」と聞いたときに、それぞれこう答えました。

 

A「もう本当に幸せいっぱいなの! あの人ってすっごく仕事ができるし。それにもうすぐ車も買い換えるのよ」

B「……うーん…。まぁ、なんていうか…。普通かなぁ…」

C「それが聞いてよ。あの人って、ときどき私のメールチェックとかするのよ? ヒドくない? それにこの前だってさぁ…!」

D「…ていうかもう別れた」

 

さぁ、この中で今後もっとも離婚の危険性が高いのはいったい誰でしょうか?

A~Dの中から選んでください。

 

考えてから、スクロールしてくださいね。

 

 

 

 

さて突然ですが、「あなたのファーストキスはどんな味でしたか?」ユウにメールをくださった数名の方にお聞きしたところ、こんな答えが返ってきました。

 

「焼き肉の味」

「ニンニクの味」

「もう必死で覚えてない」

「ずっと置きっぱなしにしてあった広辞苑の味」

 

最後の人、広辞苑食べたことあるんですか。色々とやるせない思い出が語られましたが、一般的には、「ファーストキスはレモンの味」という有名な言葉があります。

では、なぜ「レモンの味」だと言われているかをご存じでしょうか。

 

それには「精神的な理由」と「物理的な理由」の2つがあります。

 

まず、精神的な理由。

一般的に人間は、結婚までに数人の相手と恋愛をするのが普通です。よってファーストキスの相手とずっとつきあい続けるという確率はかなり低くなります。

 

すなわち「最初の相手とはほぼ確実にどこかで終わる」→「悲しい思い出になる」。よってそのつらさをレモンの酸っぱさにたとえて、「レモンの味」になったというわけですね。

…といっても、これはどことなく後付けな理由にも感じます。

 

そしてメインはこちら。物理的な理由です。

ほら、思い出していただけば分かると思いますが、ファーストキスをする前は、男性も女性も必要以上に口臭を気にするものです。よって自然と気合いを入れて歯みがきをするわけです。

 

ここで歯みがきの研磨剤は、少し苦い味がします。また同時に、甘みを感じる部分を麻痺させる作用があります。ほら、歯みがきの後にミカンなどを食べると、甘みを感じない分、いつもより酸っぱく感じませんか?

 

よってこれらの結果、ファーストキスのときもその苦みが残り、なおかつ少し酸っぱさを感じるために、「レモンの味」として感じるそうです。

 

 

さて、ここで考えてみてください。

実際に彼らがやっとのことでファーストキスをしたときに、それが「レモンの味」だったとしましょう。そのとき、彼らは「うわ、なんか酸っぱい! イヤだなぁ…!」と感じるでしょうか?

 

その答えは、もちろんNO。「なんか不思議な味がするけど…。これはこれでいいかも…」と思い始めてくるはずです。

 

このような心の動きを、心理学では「甘いレモンの論理」と言います。

ほら、あなたが必死の思いで手に入れた果物が、とても酸っぱいレモンだったら、どうしますか?「いや、これは甘いんだ……。甘いんだ……」と、なんとか自分に言い聞かせるのではないでしょうか。

 

自分の中の違和感を抑えるために、感じ方を曲げようとするわけですね。

 

次回予告:では、甘いレモンの論理から導かれる心理テクニックとは!? もちろんクイズの答えも考察します。