韓流で告白!? (後編)

 


社会的比較理論を応用した誘いを成功させる方法とはなんでしょうか?

 

 もちろんサクラを100人用意して、「キャー! あの有名な○○サマだわー!!」とか叫ばせれば言うことなしでしょうけど、さすがにそれは無理ですよね。

 

 でも実は、あなたがサクラが用意できなくても、この方法は使えるのです。

 

 それこそが、たとえ人気がなくても「人気を装う」こと。簡単に言ってしまえば、「とりあえず忙しいフリをする」ということです。

 

 もちろん忙しいままでは相手とのデートや商談のヒマもない ということになってしまうので、「それをあなたのために空ける」と告げることが大切です。

 

 デートの誘いなら、「いつでも空いてるから大丈夫だよー!」ではなく、

 「なかなか時間が取れないから、都合のいい日を教えてくれる? 君のためにその日を空けておくから」。

 

 商談の誘いなら、「何時でもお伺いしますので!」よりも、

 「今のところ立て込んでおりますが、どうかご都合のよろしい日をお教えください。 貴社のために仕事を空けておきますので」。

 

 「あなたのために」と言われて、決して不快になる人はいません。すると相手は、「人気のあるこの人が、自分のためにせっかく予定を空けてくれたんだから……」と考え、喜びながら承諾してくれるでしょう。

 

 

 まとめるなら、「どんなにヒマであっても、忙しいフリをする! そしてその予定を相手のために空けるんだ、ということをハッキリ伝る!」ということ。

 

 これこそがスーパーメソッド「オーダー・メイド」!

 メイドさんのような忙しさを装いながらも、その予定を相手のための特別のオーダーメイドのように空ける。そのアピールによって、自分の評価と相手の自尊心を同時に満たしてあげることが大切なのです。

 

 これをもうちょっと応用するなら、たとえ恋人いない歴ウン十年であっても、それを そのまま言ってはいけないということ。たとえウソでも(ていうかウソですけど)、「つい最近別れちゃったんだ」というほうがイイ、というわけですね。

 

 以上のように人は「人気があるから実力があるはずだ」と、できる限り判断を他人任せにしようとします。それは、人生という限られた時間を生きるために 仕方なく編み出された人間の知恵なんですね。