悩みとの、正しいツキアイ方 (前編)


さてさて、今回は悩みについてのお話です。生きている限りは悩みはつきないもの。

 みなさんは「悩みは解決しなきゃいけない」と思っていませんか? 悩みはいけないものだから、早く消し去らなきゃ!という気持ちです。ですが、実はこの考え方は間違っているんです。

 

 腸の中には、良い菌と悪い菌の2種類がいます。悪いヤツの代表が大腸菌で、いいヤツの代表が乳酸菌やビフィズス菌です。これらは全体としてバランスがとれた状態で腸の中に存在しています。大腸菌が増えれば乳酸菌が減り、乳酸菌が増えれば大腸菌が減り…という感じです。

 

じゃあ、全部を乳酸菌にすれば問題解決!! と思いませんか?

 

 ところが、それは間違いなのです。大腸菌は繁殖力が強いため、その存在によって普段は危険な菌の発生を邪魔しています。だから、大腸菌が消えると危険な菌が爆発的に繁殖してしまうのです。残念ながら、乳酸菌とかにそれらを退治する力はほとんどありません。

すなわち、大腸菌がいなければ、非常に危険なのです。

 

 つまり、悩みがある時は、それが「大腸菌」か「危険な菌」かを見極める必要があるのです。「危険な菌」というのはもちろん「命が危険な悩み」。「あまりにつらくて自殺したい!」とか、「胸に激痛が走る!」とか。そんなときは迷わずカウンセラーや医者を受診してくださいね。

 

 でも 我々の抱えてる悩みの多くは「大腸菌」だと思います。確かに、つらいときもあるけれど、命が危険ってことはあまりないですよね。

 

 大腸菌を根絶しちゃいけないのと同じように、そういう悩みを「完全に解決する必要はありません」。もし完全に消してしまうと…その状態は、かなり危険です。本当に危機的な状況や、恐ろしい危険思想などへの抵抗力が0になってしまうのです。

 

悩みはいけないものだ…早く解決して、開放されなきゃ、と考えてはいけないんですね。

 

 ただ、もちろん大腸菌だって増えすぎると、下痢や腹痛が起こってしまいます。そういうときはどうしていますか? 乳酸菌やビフィズス菌などの、良い菌を増やすんですよね。

 

それでは、悩みという大腸菌に対しての乳酸菌とは何なのでしょうか?

 

次回予告:悩みをなくすのではない、解決法を紹介します。